キッズ・オンパクガイドブックPDFダウンロードキッズ・オンパクとは?
キッズ・オンパクプログラム一覧キッズ・オンパクカレンダー


2007年10月13日

獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし

獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし
眠い目をこすりながら家を出る。
今日のプログラムは6:50に別府駅集合。
バックミラーに美しい朝日を眺めながら、早朝の別大国道を別府に向かった。

今日は大分インフォメーションハウスのチョイ暇オヤジ(絶対に忙しいと思うのだが・・・笑)早水氏プロデュースの日出深江漁港の朝ご飯コース。
完全に目が覚めきれないまま、バスは30分ほどで深江漁港へ。
すでにセリは始まっている。

この深江漁港、魚市場のセリを目の前で見ることが出来るのだ。
市場のおじさんの威勢の良い声が響き、仲買人が次々と落としていく。

この魚は、仲買人さんの買った価格の3割り増しで、仲買さんから直接買うことが出来る。でも、普通の家族にはちょっと多いかな? で、うちの家内が魚を捌けるかも心配・・・ということで、美味しそうだけど我慢していたのだけど・・・やっぱり我慢できず・・・クルマエビ買っちゃいました。あはは。

獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くしセリが終了すると、深江のまちをボランティアガイドさんと一緒に散策。
この深江の港は沖合が荒れても静かで、また水深も深かったことから「風待ち港」として昔から繁栄していたそうだ。その関係か、立派な屋敷が多い。

まずは、『襟江亭』へ。江戸時代に日出藩主が参勤交代の出発の風待ちの際に使う「風待ち茶屋」として立てられたとのこと。現存する「風待ち茶屋」は日本でもここだけらしい。

残念ながら痛みが激しく中に立ち入ることは出来ないが、現在も今日のガイドさんたちを中心に保存に向けた活動がなされているとのこと。元の姿に修復できたらどんなに風流な建物になることだろう。今後に期待。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし歩いていると、近所のおばあさんに声をかけられた。
「この家はな、うちのおじいさんの時代に建てられた建物でな、今時これだけの仕事ができる職人はいないっち言われちょんのよ」

へ~、そうなん。たいしたもんやなぁ~。

「この先にな、もう一軒、こんな立派な家があるんで。うちの親戚の家でな、うちの家とそっくりなんや」
「ここはな、もともと庄屋さんの家なんや。中も広くてなぁ~・・・」


なーんて、頼む前からどんどんガイドしてくれる、かわいいおばあちゃんだ。
こうしてまちの方とふれあうことが出来るのって、オンパク的でいいよね。
なんだか楽しくなる。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くしおばあちゃんと手を振って別れて、深江のまちなみを抜けると小高い丘がある。

鳥居をくぐって・・・と思ったがまだ喪が明けてないので、鳥居を避けて階段を上がると深江住吉神社に到着。境内から見下ろす深江湾は時間が止まったように静かに美しい。意外に大分の工業地帯が近く見える。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし住吉神社の境内の隅に、回天神社という社が建っている。

この回天神社は太平洋戦争末期、大神に1人乗りの魚雷艇で敵艦に向けて突っ込むという、神風特攻隊の潜水艦版とも言える人間魚雷「回天」の基地が作られ、そこに回天神社が軍によって祀られたとのこと。それを戦後地元の有志と全国の回天ゆかりの人々により、この場所に回天神社が遷座されたらしい。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし目の前には回天の模型と、漁業の網に引っかかり引き上げられた、回天のエンジン部分が祀られている。どんな気持ちで作られ、どんな気持ちで出撃していったのか。

この神社の下の海側の崖には穴が掘られ、今も回天を隠して出撃を準備していた頃の記憶を留めている。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし港を左手に見ながら、市場へ戻る。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし市場の横では、早水隊長を中心に朝ご飯調理部隊が僕らの朝ご飯を用意してくれている。おかずはすべて、先ほどのセリで調達したもの。

おいしそう~、楽しみ~。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし先ほどのセリの会場を片づけて食事会場になっていた。
それから・・・出てくる出てくる、美味しい魚介類のオンパレード。

獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くしおいしい?って聞いたら、手を挙げて答えてくれた男の子をはじめ・・・。


獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くしこれまたニコニコのお客様参加のスタッフまで、参加者みんなお腹がはち切れそうになるまで、おいしい朝ご飯に大満足。帰りのバスは、ぐっすり眠りながら別府に戻りました。

この深江漁港では、いつでもセリを見ることが出来、事前に仲買さんにお願いしておけば自分の欲しいトロ箱も競り落としてもらえます。土曜日は一般客が多いので、市場に出る品物も多いとのこと。是非、足を運んでみてはいかがでしょう。


さて、最後に、この日食べたものです。
獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし

獲れたて釜揚げちりめんと地魚のりゅうきゅう丼尽くし今回ボランティアでこんなすばらしいツアーを運営していただきました、早水さん及びボランティアスタッフのみなさん、ありがとうございました。



同じカテゴリー(オンパクレポート)の記事画像
スペシャルな英国時間♪
アロマセラピー体験★香水作り
オンパク体験☆”気軽にちょこっと英会話”
信濃屋談義~2011~【はじめてのお説法】
JICAアフリカ研修
とり天・から揚げ 「源流を訪ねる」電車でGo!
同じカテゴリー(オンパクレポート)の記事
 スペシャルな英国時間♪ (2011-06-01 17:54)
 アロマセラピー体験★香水作り (2011-05-27 14:57)
 オンパク体験☆”気軽にちょこっと英会話” (2011-05-23 09:47)
 信濃屋談義~2011~【はじめてのお説法】 (2011-05-20 18:38)
 JICAアフリカ研修 (2011-05-18 14:35)
 とり天・から揚げ 「源流を訪ねる」電車でGo! (2010-06-08 16:08)

Posted by オンパク事務局 at 16:17│Comments(1)オンパクレポート
この記事へのコメント
先日のオンパク「釜揚げちりめん」では大変お世話になりました。
おなかも満たされ本当に大満足でした。
まだまだ県内も知らないところが多いなと実感。
そういう再発見ができるのもオンパクの良いところですよね。
そんな魅力にハマリ、毎回何かしらのイベントに参加させていただいています。春のオンパクも楽しみにしています☆
Posted by シー at 2007年10月23日 00:38
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。