2007年10月29日
黄金サフランの誘惑~甘美な香りとシェフ直伝のパエリア~
竹田市はサフランの産地らしい。
その前に日本でサフランが栽培されていることを知っている人の方が珍しいかも知れない。今日はその幻の日本産サフランを求めて竹田にお出かけです。
日本で使われるサフランのほとんどは中東やヨーロッパからの輸入品なのだが、この竹田などでわずかながら国産のサフランが作られているとのこと。国内のサフラン生産量の約8割が竹田で生産されている。
竹田産のサフランの特徴は、品質が抜群に高いこと。
露地栽培を行わず室内で栽培をすることから、天候に左右されず、品質の安定したサフランができるそうだ。
紫色の甘い香り。この花の雌しべを収穫し、乾燥させるとサフランができるとのこと。
農家の方々は手作業でこのサフラン栽培をやっている。
1つの花に4本の雌しべがあるから・・・50本の花からたった1gのサフランしか収穫できない・・・驚き。。。
ちなみにこのサフランの末端価格は、1kgあたり130万円ほどするらしい。
最近のユーロ高で、日本に輸入されるサフランの価格も上昇傾向にあり、昭和30年代に近い価格まで戻ってきているそうだ。
なんだか目の前の花が、宝物のように思えてきた(笑)
軽く水洗いした絹を、温めたサフラン水に浸け、染色する。
均等に染め上げるために、手でゆっくりゆっくり布をなじませる。
やさしくやさしく、気持ちを込めて。
日頃、染色の際、サフランはこの半分も使わないんだそうだ。
一度、布を引き上げて、濃厚なサフラン水をボウルに継ぎ足し、2度染めをする。
やわらかな薄い黄色に染まっていたスカーフは、まぶしいくらいの美しい黄色に変わる。
たくさんのサフラン染めに、あたりがぐっと華やぐ。
まずは、地元の食材を使ったパエリア。
鶏肉など食材も最高級なものばかりセレクトしていただきました。
「パエリアは、本場スペインではお父さんが作る、『オトコの料理』なんですよ~。今日、おうちに戻られたら、ぜひ教えてあげて作ってもらってくださいね~」と講師の先生。お肉と野菜を炒めたら、水とお米を投入。
いい香りが、鼻をくすぐります。
ぐ~。お腹も鳴ります。早く食べたい。
こうしてお焦げが出来る方が美味しいんですよ~。と、講師がパエリアをかき混ぜながら見せてくれる。
おいし~♪ という声がいろんなところから聞こえてくる。
贅沢にかぼすを絞って、サフラン水と蜂蜜を注いだかぼすサフランジュースも登場。
こちらも、サフランの香りとかぼすの香りがコラボレートして、なんとも上品!
そして、サフランかしわ飯も、サフランの上品な香りが最高。
最後に、作ったスカーフを首に巻いて記念撮影してお開き。
サフランの上品で艶やかな黄色が、参加者のみなさんの顔を引き立てて、なんだかみんないい顔! サフランは女性をキレイにするんですね~。
サフラン満喫のオンパクツアーでした。
疲れからか風邪を引いてしまった私ですが、頂いて帰ったサフラン水を飲むと結構元気になってびっくり。恐るべしサフランパワー。
だまされたと思って、試してみて。
サフランは、道の駅竹田で売ってますよ。
スペシャルな英国時間♪
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Posted by オンパク事務局 at 20:41│Comments(0)
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